とっくにお彼岸は過ぎましたが、母が作ってくれたものでときどき食べたいな~と思うもののひとつが「おはぎ」です。
ご飯はもち米とお米を合わせてものを炊いて、こしあんも母が練っていた記憶があります。濡れたさらしに適量のこしあんを広げ、俵形にしたご飯を上手に包んでいくのです。できたものは大皿や重箱に詰められるのですが、そのできたてのおはぎの艶々した感じがいまでも忘れられません。
もちろんつまみ食いは必至です。
お彼岸のシーズンになると、いろいろな和菓子屋さんからおはぎが売られるので買って食べるのですが、そのたびに母のおはぎが見た目も味も一番だなと思うのです。
いつの間にか年老いてしまい、母はここ何年かおはぎを作っていないようですが、もう一度あの味が食べたいな。食の光景って永遠ですね。
みなさんはどんな食の記憶がありますか?
