「わずか1年半で6000万→3000万ユーロに…市場価値を見ても久保建英のビッグクラブ移籍は難しい」

 今回の「ミムラユウスケの日本代表ニュース解説」は、前回に続いて、欧州日本人の最新移籍動向チェックをお届けする。

【テーマ】
日本代表ニュース解説#37
欧州日本人移籍動向チェックpart.2

【INDEX】
・堂安律のフランクフルト行き、なぜ決まらない?
・久保建英、ビッグクラブからなぜオファーが来ない?
・三笘薫「クリロナ化」の意味
・欧州組まだまだ移籍ある?
・佐野海舟、市場価値日本人5位で来季の目玉か
動画時間(26分01分)

 Jリーグから欧州への移籍同様、欧州市場での移籍も活発化している。

 日本代表組では、町田浩樹のホッフェンハイム(ブンデスリーガ)移籍に続いて、7月23日には瀬古歩夢のル・アーブル(リーグアン)、7月26日には町野修斗のボルシアMG(ブンデスリーガ)移籍が決定した。

 町野は昨季、ホルシュタイン・キールで岡崎慎司さん以来となるブンデスリーガ2桁得点(11得点)をマーク。たホルシュタイン・キール町野修斗のボルシアMG移籍が決定した。現地『スカイスポーツ』によれば、4年契約の移籍金1,000万ユーロ(=約17億3,000万円)での契約と報じられている。
 
 ミムラ氏に話を聞いた時点ではまだ移籍は正式決定していなかったものの、「日本人選手の中で、今季のブンデスで評価を上げた一人。11ゴール2アシストを決めている。ボルシアMGは欲しがっていた」と、町野のボルシアMGへの移籍を予想していた。

 堂安律のフランクフルト行きは2か月以上前から噂されているが、いまだ正式発表されていない。しかし、そのことについてもブンデス通のミムラ氏によれば「フランクフルトは去年の冬も堂安律にオファーを出している。このオフで移籍することは間違いない」と言い切る。

 一方、市場価値下落の久保建英の移籍については消極的な見解だ。また、欧州組の移籍も「まだある」と見る。その理由とはーー。ぜひご覧ください!

************************************
「ご質問はこちら」より、ミムラユウスケさんへの質問を大募集中。毎月1回のペースでみなさまからの質問にお答えします。日本代表への疑問はもちろん、戦術やメンバー選考、森保監督&代表選手のプレーやコメントなど、何でもOKです!ぜひお気軽にお寄せください。

質問はこちらから

 多くのメディアでサッカー日本代表ニュースがあふれています。そんななかから、スポーツライターのミムラユウスケ氏が日本サッカーが成長していくために重要なニュースを厳選チョイス。 取材してきた秘話などを交え、その意図や背景について独自の視点でわかりやすく解説する連載です。...