先日、ずっとほしかった本を手に入れました。
星野源さんのエッセイ「いのちの車窓から2」です。
この本は約7年半にわたる星野源さんのエッセイで、コロナ禍を通じた彼の心情や、これまでの名曲はどのようにして生まれたのかを綴った制作秘話や日常にどうやって向き合っているのか…を深く知ることができる内容になっています。
実は私は元々星野源さんの音楽のファンで、書籍の発売が決まってから絶対読みたい!と思いながらもなかなか買いに行けていなかったのですが、改めて曲を聞き直してみると、なんて才能なんだと惚れ惚れしてしまい、やっぱり買おう、と本を購入する決意をして書店に向かいました。
実際に手に取って読み始めると、私が大好きな曲が生まれるまでの過程や、背景に込められた思いがぎっしり綴られており、ファンが知りたかったことはすべて教えてくれています。
音楽家、俳優、文筆家といったジャンルの枠を軽々と飛び越え、なんでもできるというイメージがある彼の何事にも全力で取り組むストイックさや「いいものを作る」という情熱、そして深すぎるこだわりに、ページをめくるたびに感動しています。
なんとなく聞き流してしまいがちだった歌詞もこの本を読んでからはしっかり聞きたくなりますし、彼の音楽を聞くたびに、この本で知った背景や思いがリンクするので、音楽を聴く時間が楽しみになっています。
そして来年はツアーをやるそうです。何がなんでも参戦したいと思います。
編集・竹内