1982年に発売され絶版となっていた『中世への旅 騎士と城(H.プレティ
ヒャ・著/平尾浩三・訳』(株式会社白水社刊)。

 今年、神保町の書店「書泉グランデ」のイベント企画に合わせて300冊限定で重版・販売したところ、瞬く間に完売。

 そのあと、SNSで話題となり重版が決定、1万部以上の予約を超えるなど、大きな話題となりました。

 

 現在は書泉・芳林堂書店各店やオンラインで購入できるようになっています。

 ドイツの中世、日本であれば中世から戦国時代を取り上げている本書です
が、どんなところが面白いのでしょう?

 日本の戦国時代の兵站に詳しい乃至政彦氏が、読むのを迷っている方に最適なブックガイドをお届けします。

内容
・中世ヨーロッパで流行していた「騎士文学」とは?
・『中世への旅:騎士と城』『中世への旅:都市と庶民 』『中世への
旅:農民戦争と傭兵』3冊の中で一番面白かったものは?
・中世ヨーロッパと日本、死刑執行人の地位
・ヨーロッパの傭兵と日本の足軽の違い

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