子どもが犯罪や非行の道に走らないための家庭でのコミュニケーションを、1万人以上の犯罪者の心理分析を行ってきた犯罪心理学者・出口保行先生に学ぶ「子どもが伸びる 親子の距離感」。
このシリーズでは、犯罪心理学のキーワードを編集部が厳選し、出口先生のお話をもとに解説する。
今回は「確証バイアス」と「強化子」について。
犯罪心理学者・出口保行さんに「子どもにスマホを持たせるタイミング」というテーマで「遅く持たせるなら」「早く持たせるなら」、それぞれのパターン...続きを読む
おねだりと「確証バイアス」
ーーー子どものおねだりどう対応すればいいでしょうか?
出口保行(以下、出口) 子どもならいろんな手を使って自分の要求を通そうとしてくるのは当たり前です。
親が家庭の方針を決めたら貫かなければいけません。
なぜなら子どもが「何かをすれば」方針を変えられるんだと学んでしまうからです。そのような自己中心的な考えを持たせることは絶対に避けなければいけません。
このときに大事な心理学のキーワードが「確証バイアス」です。
「確証バイアス」
自分の考えを支持する情報ばかり集めてしまい、逆に自分の考えを否定するような情報を意図的に捨ててしまう傾向のこと
自分の考えを支持する情報ばかり集めてしまい、逆に自分の考えを否定するような情報を意図的に捨ててしまう傾向のこと
例えば「○○ちゃんの家はこうしている」と自分に都合の良い「○○ちゃん」を引き合いに出します。...
