日比谷シアタークリエでミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』を観てきました。主役二人をWキャストで上演されている今回の公演、私が観たのはミッキー役:渡邉 蒼さん、エディ役:島 太星さんの回です。

歌詞に映画の喩えがたくさん出てきて、キャラクターのデフォルメも強く見えたので、最初は結構ファンタジー的な作品なのかなと思いながら観ていたのですが……格差社会の厳しさが後半では特にリアリティをもって描かれていて、最後は思いのほか心にズッシリとくる物語でした。

途中、失業して求職中のミッキーと大学の休暇で帰省してきたエディのやり取りには、自分にもどこか心当たりがあってだいぶ感情移入して見てしまいました。

その他にも細かい部分で、代理出産の是非だとか鬱病への無理解だとかを考えさせるところもあり、思った以上に社会派なミュージカルだったなと思います。

(編集・谷本)