メジャーリーグのスカウト「毎日レポート提出」

 アメリカで育ち、MLBドラフトで1巡目のアーロンジャッジに次ぐ2巡目でニューヨーク・ヤンキースに指名された加藤豪将。

 その経歴は異色だ。ヤンキース、マーリンズ、パドレスのマイナーでもがきながら、トロント・ブルージェイズで念願のメジャーデビューを果たし、その後、ニューヨーク・メッツを経て、北海道日本ハムファイターズにドラフト入団。NPBで2年プレーし現役を引退した。

 現在はトロント・ブルージェイズで「メジャーリーグ・オペレーション」、分析官として活躍をする。

 日米を深く知る、唯一無二の加藤が「日本野球とアメリカ野球の違い」を分析、識者などにヒアリングをしていく「#Go baseball」がついに始動。

 初回はメジャーの分析官の仕事、その一日、タスク、さらには選手の分析まで。

INDEX
#「MAJORLEAGUE OPERATION・加藤豪将」の仕事
# アメリカのリアル「想像よりも感覚」
#「視覚化」された「数字の意味」が付与されたデータ
 ◎分析・Addison Barger(25歳)
# メジャーが重視するのは「期待値」
# 「データの落とし穴」都合のいい数字は山ほどある
# データが「見え過ぎて」グレーになるルール、道具、baseball……
# 打球速度が「速くない」ベリンジャーという大打者
 ◎分析・Anthony Rendon
 ◎分析・Cody Bellinger
# Gobaseball~余談~

今回の内容は……最先端と言われるMLBのデータ事情

 分析官はどんな仕事をしている? 毎試合出すレポート、一日の動きから見えてくる求められる能力、メジャー野球。

 さらにそのベースとなる「データ」をどう見ているのか? 何が日本と違うのか?

 データを扱い、現場(監督・コーチ・選手)に戦略を伝え、落とし込む。その作業をしながら見えてきた「メジャーの監督」の指向性、データの扱い方。

 日本では評価されないだろう選手?

 元MVP選手ベリンジャーはなぜすごいのか? 徹底解説。

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