水曜担当の竹内です。最近、NHKの朝ドラ「あんぱん」に夢中です。
「アンパンマン」の作者・やなせたかしさんと、妻であるのぶさんの夫婦の人生を描いたドラマで、ストーリー自体ももちろん魅力的なのですが、私が特に気に入っているのは、登場人物たちが話す方言にあります。
物語の舞台は、やなせさんの出身地である高知県のため、登場人物たちは土佐弁で会話。標準語にはない特徴のある響きと言葉で話します。
特に、今田美桜さんが演じるおてんばで元気な主人公・のぶは驚いたときに「たまるか!」とよく言うのですが、これがとにかく可愛らしいんです。標準語は驚いた時に言う言葉や感嘆詞はあまりないですよね。(びっくりした!は言うかもしれません)
そして、毎話の終わりには「じゃあまたね」という意味の「ほいたらね」という言葉が語られます。この言葉は耳馴染みがいいからか、不思議と朝に背中を押してくれているような気になります。
土佐弁のイントネーションや語感は新鮮で、ストーリーとはまた違ったポイントで楽しんでいます。
本編のストーリーはだんだんと感情が揺さぶられるようなシリアスな場面が多くなってきましたが、今後も欠かさず見届けたいと思います。
編集・竹内