昨年、米タイム誌「次世代の100人」に選ばれた芦屋市長の髙島崚輔(りょうすけ)さん。学生時代は灘中・高、東大、ハーバード大に進学し、2023年に史上最年少(26歳)で初当選。市長になったいまも「芦屋を世界一住み続けたい街にしたい」と走り続けます。なぜ、やりたいことを実現できるのか。その美しさから”ノートの神様”と呼ばれた学生時代に使っていたノートも一部公開!
米タイム誌「次世代の100人」に選ばれた
史上最年少市長「やり抜く力」の原点
「芦屋を、世界一住み続けたい街にしたい」。そう情熱的に語るのは、現・兵庫県芦屋市長の髙島崚輔さん。
2023年、26歳で史上最年少市長として当選し、現在、若い世代から先輩世代まで、あらゆる市民との「対話」を大切にした行政運営を行っています。
そんな髙島さんに学生時代の話や、今後の展望について話をうかがったところ、そこには幼いころに教わった、母の教えが息づいていました。
「芦屋を、世界一住み続けたい街へ」にこだわる髙島市長の思い
昨年の5月1日で芦屋市長に就任し、丸2年になりました。就任からこれまで心掛けてきたのは、「対話を中心としたまちづくり」です。それは「まちづくりは、行政だけでやるものではない。市民の方々にまちづくりに主体的に関わっていただき、行政がバックアップすることが大切」と考えているからです。
2023年の4月まで、私も市民側でした。市民活動や地域のお祭りに参加し、海外を巡り、現地のまちづくりを体験してきました。活気のある地域は、「自分の街が好き」「街をよりよくしたい」と考えている方が多いんです。
芦屋も同様で、芦屋が好きな市民の方が本当に多いんです。それは、なかなかないこと、すごいことだと思っています。
この市民力を活かしたい。街を良くしたいと考える人が多い街は、きっと良い街であり続けるはず。私は、市民中心のまちづくりこそが、本当の意味で持続可能なまちづくりに繋がると考えているのです。
【ノート公開】やりたいことをするため効率化していたら「ノートの神様」に
小学生の頃から、分かりやすいノートを作ることが好きでした。書籍『東大合格生のノートはかならず美しい』(文藝春秋)を読み感化されたことで、ノートを工夫してとるようになっていったんです。3つ下の弟に見せるためにきれいなノートを作ろうという思いもありましたね。
自分に合ったフォーマットは何かを考えるのが、好きなのかもしれません。好きだから工夫してやっていくうちに、テスト前にはノートを貸してほしいと言われることが増えてきました。
当時の私は、授業が終わるとラグビー部と生徒会の活動に励む毎日でした。やりたいことはたくさんあるけれど、勉強もしなくてはいけません。
だからこそ、できるだけ授業時間内に勉強は終わらせようと、授業は全集中でした。分かっていない状態で後からノートを見返して勉強するのは時間がもったいない。「全理解」した状態で家に帰り、試験前にのみ再度勉強をする。それが自分にあうやり方でしたね。
ちなみに、テスト時の間違え直しはあんまりやっていませんでした。どちらかと言うと大切にしていたのは、テストの準備と受け方の振り返り。たとえば、数学のテストの際に、単に前から順番に解いて時間が足りなかった場合は、解く順番がよくなかったのではと考え、テスト終了後、すぐに振り返りメモを残しておきます。
テストが戻ってきたらメモと見比べて、今後の対策を考えます。次回のテスト前には、前回のメモを見返して類似のミスをしないようにチェック。そのプロセスがあったことで、「失敗は発見」という考え方が根付いたのかもしれません。
