親子の規範意識の育み方

子どもに「どう説明すればいいのか」「どう怒ればいいのか、褒めればいいのか」など、近すぎず遠すぎない子どもとの接し方を、犯罪心理学者・出口保行先生から学ぶ子どもが伸びる 親子の距離感」

第1回のテーマは「子どもにスマホを与えるタイミング」

いまや小学校低学年の子どもでもスマホを持つことも多くなりつつありますが、常にインターネットにつながることができることや、スマホに夢中で勉強を疎かにしてしまうのではないかという心配があります。

早く与えることで「勉強時間が減るのでは」「良くない情報にアクセスしてしまうのではないか」と思う一方で、遅く与えることで「友達との交流が少なくなってしまうのではないか」「我慢させ過ぎるのも教育上良くないのでは」などの、悩みがつきまとう。

そこで1万人以上の犯罪者やその親の心理分析に従事してきた、犯罪心理学者・出口保行さんに「子どもにスマホを持たせるタイミング」というテーマで「遅く持たせるなら」「早く持たせるなら」、それぞれのパターンに分けて、「早い」か「遅い」かではなく、家庭の教育方針としてどちらを選んで場合でも、それぞれ親が子どもにできる、意識の持ち方や子どもにかける言葉、そして注意点を伺った。

後編では、「スマホを早く持たせる場合」。

出口さん曰く、スマホを早く与えるとき、親の「ルールづくり」が重要になるという。

インターネットが非行につながるケースをご紹介いただきつつ、今回はルールが守れない家庭の特徴や、スマホの危険な使い方、機能制限の効果、家庭でできる規範意識の育み方などを伺った。

【親子の距離感・第1回】
「スマホを持たせるタイミング」
前編:「スマホを遅く持たせるなら」

後編内容
「子どもにスマホを早く与えるなら」

・スマホを「早く」与える場合のポイント
・ルールを破る家庭の特徴、その結果どうなる?
・スマホ使用をルール化するときのポイント
・ルールを守るために必要な「親子の規範意識」の育み方
・「無敵の人」を生み出す?心理的なコストのズレを修正する方法
・親が認識すべき、早めにスマホを与える危険性
・子どもに危険を認識してもらうには?
・子どもに大事な話をするための「時間の作り方」
・スマホの機能制限と防犯効果
・子どもにスマホを「早く」与える場合の結論

番外編
「ゆとり教育と詰め込み教育、それぞれの利点と課題」

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