いつもシンクロナスをご覧いただきありがとうございます。シンクロ通信日曜日担当の望月です。

 散歩が好きで休日はいろんなところを歩いているのですが、最近、散歩の途中で知らない喫茶店や料理屋さんに偶然遭遇することが楽しみの1つになっています。

 Googleマップやグルメサイトを使用して目的地を決めてお店に向かう楽しみ方も好きでよくやっているのですが、偶然に任せるのも面白いです。

 なにより、お気に入りになるお店が、たまたま見つけたカフェや、満席で入れなかったお店の代わりに入った別の料理店だったりするので、お店の探し方としては自分に合った方法なんだと思います。

 とはいえお気に入りがあると、同じ場所ばかりを散歩してしまいがちなので、今年はこれまでとは違う場所を歩いて、いろんな場所のお気に入りのお店をみつけていきたいです。

 なんでこの話を通信で書いたのかというと、『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之さんがインタビューで似たようなことを言っていて親近感を覚えたからです。

ネットで情報を調べたり、あらかじめ口コミや評価をもとに飲食店を選んだりはしないそう。
「ネットでアタリをつけた店で食べるのは、流行のビリにつくということだからね。大事なのは自分で見つけること。自分が歩いて見つけるから楽しい。・・・」


レタスクラブ「いい街は自分の足で見つける。「孤独のグルメ」原作者・久住昌之さん流 面白い街の探し方」より

 ちなみに久住昌之さんのエッセイ連載がいくつかあるのですが、その1つが自然体で情緒があって面白いです。(久住昌之の「途中めし」